小原古邨(祥邨)は19世紀末から20世紀前半に活躍した日本の画家、木版画の下絵師。花鳥画の名手でした。多作だった古邨は、生涯でおよそ500点にのぼる版画を制作。細部にこだわった描写、柔らかな色遣い、一見してわかる動植物への愛情によって、木版画の新たな時代を築きました。抽象的とも言えるデザインと黒と白の際立ったコントラストが、この作品を古邨の代名詞とも言えるイメージにしています。
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