楊貴妃 by Uemura Shōen - 1922年 - 189 x 161 cm 楊貴妃 by Uemura Shōen - 1922年 - 189 x 161 cm

楊貴妃

絹本着色 • 189 x 161 cm
  • Uemura Shōen - April 23, 1875 - August 27, 1949 Uemura Shōen 1922年

上村松園は、近代日本における先駆的な女性画家の一人です。上村の作品のほとんどは、浮世絵の図像学を用いて女性を描いたもので、彼女は自身が「理想の女性像」と考えるものを描きました。10代後半に画家として注目を集め始め、当時の多くの女性画家のロールモデルとなりました。

1907年頃、上村は日本美術における美人画の人気を復活させます。彼女はその素晴らしい技術と、女性を力強く、独立した姿で描くことで有名でした。人々の美人画への思いは様々で、美人画を愛好する人もいれば、表面的だとか、敬意がないものだとかと、捉える人もいました。上村はそれらの女性たちの感情や思考を表現することへさらに焦点を置き始めましたが、そのような作品は、初期のものとは違っています。彼女は常に新しい描き方を試し続けたのです。楊貴妃の絵は、主題を生き生きと見せるために彼女が細部へいかに注意を払ったかがよく分かる作例です。

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P.S. 現在の日本のアートシーンは、これまでにないほどダイナミックです。こちらはあなたが知るべき、日本の現代美術家5人!