午前7時(新年の朝) by László Moholy-Nagy - 1930年頃 - 27.8 x 21.3 cm 午前7時(新年の朝) by László Moholy-Nagy - 1930年頃 - 27.8 x 21.3 cm

午前7時(新年の朝)

ゼラチン・シルバープリント • 27.8 x 21.3 cm
  • László Moholy-Nagy - July 20, 1895 - November 24, 1946 László Moholy-Nagy 1930年頃

モホリ=ナジ・ラースローはハンガリーの画家、写真家。バウハウスで教鞭も取りました。アメリカにおける戦後の芸術教育に大きな影響を与えたのは衆目の一致するところです。ダダイズムやシュプレマティスム、構造主義の影響を受け、モダニストであり、常に挑戦を忘れない実験主義者だった彼は、写真に関する論評もしています。絵画空間における抽象的構成の習得と、バウハウスでのデザインのカリキュラムを通した経験が、この写真には明確に反映されています。緊密に連携し合う小さな出来事、痕跡、影。これほど僅かな要素だけで写真のイメージが創造されることなど、並みの芸術家には思いも及ばなかったでしょう。

とってもモダンなこの写真。私は大好きです!

P.S. バウハウスは聞いたことがある方も、創設者のヴァルター・グロピウスはご存知ないかもしれません。彼がどんな人物だったのか、そして近代西洋芸術にどのような影響を与えたのか?こちらをご覧ください。