ああ、ヴェネツィアがとっても恋しいです!
ジョセフ・マロード・ウィリアム・ターナーは史上最も素晴らしいイギリスの画家の一人。海洋画家としての多くの経験と、素晴らしい水彩画のテクニックで制作されたこの風景画では、ヴェネツィア宮殿の基礎部分が潟湖の水面へ繊細な反射で溶け込んでいきます。
ターナーは、1819年晩夏、1833年、1840年とヴェネツィアを3度訪れています。今日の作品は1835年にロイヤル・アカデミーで展示されましたが、きっと2度目から帰った後に描かれたものに違いありません。おそらく自身のスケッチと水彩画をもとに制作したのでしょう。
私はこの光と色彩が大好きです。とても美しいですよね!
P.S. ヴェネツィアはたくさんの偉大な画家にとってインスピレーションの源でした。有名画家の目線でその美しさを発見しましょう!