今月は女性史特集月間。今日は、印象派展に出展した唯一のアメリカ人画家、メアリー・カサットの素敵な作品を紹介します。
ここに描かれているのは、ベッドでくつろぐ母子の姿。カサットは、日常のひと時の愛らしさや親密さを捉えることに長けていました。赤ちゃんを抱き寄せる母親は、リラックスしてとても幸せそうです。すべて順調であることを確かめるように、子どもから目を離さない母。お母さんと同様に、赤ちゃんも何かを見つめています。親子の朝食でしょうか。ベッドサイド・テーブルの上のカップが気になっているようです。
穏やかな土曜日をお過ごしください!
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P.S. カサットは、母親の描写の伝統に挑戦しました。カサットが描いた繊細な母の肖像画を5点選んでみました。