マリー・アントワネット by Élisabeth Vigee Le Brun - 1779/1788年 マリー・アントワネット by Élisabeth Vigee Le Brun - 1779/1788年

マリー・アントワネット

油彩/カンヴァス •
  • Élisabeth Vigee Le Brun - April 16, 1755 - March 30, 1842 Élisabeth Vigee Le Brun 1779/1788年

1777年、オーストリア女大公マリア・テレジアは、娘のマリー(そう、あのマリー・アントワネットです)に手紙を書いて、肖像画を送るように頼みます。それから1年後、王妃は待ち望んでいた肖像画を描いてくれる画家をついに見つけました。その画家が、ルイ・ヴィジェの娘で、著名な画商ジャン=バプティスト=ピエール・ルブランを夫に持つエリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブランでした。すぐに打ち解けた同世代の二人にとって、制作の時間は楽しいひと時になります。画家は、マリー・アントワネットとその家族の肖像画を30点以上描いたことで、王妃の公式肖像画家として認知されましたが、それは当時としては異例のことでした。

ヴィジェ=ルブランは、王妃は「フランスで最も歩き方が美しい女性でした。首をまっすぐ伸ばして頭を高く掲げ、宮廷全体の中でもひと際目立つ威厳を湛えていました」と回想しています。

3月は女性史特集月間。今日は、非常に重要な女性画家が制作した、とりわけ重要な女性の肖像画を紹介しました。

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