今日はバーゼル美術館特集月間の最終日。きっと私たちのセレクションをお楽しみいただけたことでしょう!
今日の絵は、1887年から1888年の冬、ゴッホの2年間にわたるパリ滞在の終わりに描かれたもの。彼の美術発展におけるこのとても重要な時期に、彼は自画像の連作を描きました。弟のテオに宛てた1888年9月16日付の手紙では、自身の手法について説明しています。「思うところあって、とてもいい鏡を買った。モデルがいなくても自分自身を描くことができるように。なぜなら、かなりの困難であるけれど、もし自分の頭部を適切な色彩で描くことができれば、自分以外のよい男女の頭部も描くことができるから。」
日本の木版画は、ゴッホの収集品の特定作品とは関連付けられません。彼はパリでこの美術形式の熱心な収集家となり、400枚以上を入手し、展覧会を企画しました。
私はこれまで、この肖像画を見たことがなかったのです。本作は間違いなく、あまり知られていないバージョンですね。
もし、フィンセント・ファン・ゴッホと同じく、あなたも日本美術ファンなら、日本美術ポストカード50枚セットのチェックをお忘れなく!
P.S. こちらはあなたが知るべきゴッホの自画像10点! どれもユニークです!