ライオンの頭部 by Rosa Bonheur - 1870-91年頃 - 80.5 x 64.2 cm ライオンの頭部 by Rosa Bonheur - 1870-91年頃 - 80.5 x 64.2 cm

ライオンの頭部

油彩/カンヴァス • 80.5 x 64.2 cm

  • Rosa Bonheur - 16 March 1822 - 25 May 1899 Rosa Bonheur

    1870-91年頃

19世紀で最も著名な動物画家の一人、ローザ・ボヌールは、画家である父レーモン・ボヌールに絵の手ほどきを受けました。1840年代と50年代にはテオドール・ジェリコーの例に倣って、パリの屠殺場や馬市を訪れ、生きた動物を直接観察して研究を重ねます。人目を引かずに制作しようと考えたボヌールは、公の場でスケッチする際には男性用の服を着る正式な許可まで取得しました。

1860年、ボヌールはパートナーのナタリー・ミカと共同でフォンテーヌブロー近郊の城、シャトー・ド・ビーを購入。そこに鹿や猪、ガゼル、更にはライオンまでいる驚くべき私設動物園を設け、敷地内を自由に歩き回る動物たちを間近で観察しました。当時の記録によると、彼女は次第になつくようになったライオンに近づいて撫でることさえできたようです。こうした直接的な触れあいによって、ボヌールはライオンの解剖学的構造を極めて正確に捉え、その性格や存在感を表現することができたのです。

P.S. ボヌールの作品は、このライオンの絵だけではありません。女性画家ポストカード50枚セットで別の作品も見てみましょう。

P.P.S. ローザ・ボヌールの傑作10点はこちら