空間構成(4) by Katarzyna Kobro - 1929年 - 64 x 40 x 40 cm 空間構成(4) by Katarzyna Kobro - 1929年 - 64 x 40 x 40 cm

空間構成(4)

スティール、塗装 • 64 x 40 x 40 cm

  • Katarzyna Kobro - 26 January 1898 - 21 February 1951 Katarzyna Kobro

    1929年

カタジナ・コブロは彫刻家・美術理論者で、ポーランドの戦間期の前衛芸術と関わりのある画家のうち最も前進的で突出した一人でした。構成主義の影響下を受けて、唯美主義、個人主義、主観主義を離れ、かわりに形状の完全な客観主義を主張しました。彼女の主なねらいは、実験や空間上の分析を通して発見された、普遍的で客観的な規則に基づく抽象作品を組み立てること。彼女の立体作品は前衛美術における最も重要な達成の一つだと考えられ、カジミール・マレーヴィチやジョルジュ・ヴァントンゲルローの作品とも関連し、空間構成の理論についての独創的な考察を表現するもので、建築へも影響を残したのかもしれません。

彼女が残した作品は量の観点からは比較的少ないものの、大きな美術的重要性があります。その一部は彼女の死後、彼女の思想の革新性と大胆さを完全に認識するため、再現される必要がありました。いくつかの作品——主に初期のもの——は失われ、写真や記述での記録でしか知られていません。現存する数少ない作品のほとんどはウッチ美術館に所蔵されており、今日の作品はその素晴らしい美術館のご厚意で紹介しています。 

1929年に出版された、現代彫刻における空間の概念に関する文章(「ヨーロッパ」第2号)でカタジナ・コブロはこう残しています。「(略)彫刻はただ空間に形を形作るもの... その周囲の空間の一部で... 彫刻は空間に入り、今度は空間が彫刻に入り...。空間と連帯するようになるのだから、新しい彫刻はその一番凝縮された本質的な部分であるべきです。」コブロいわく彫刻とは、建築同様、構造のふさわしいシステムに、そして構成の普遍的な規則に従うべきものです。それゆえ、未来の建築像へさらに近づくでしょう。 線、面、新造形主義的な色彩の構成は、美術の規則——リズム、大きさ、分割の繋がりを決定する規則に基づく、新しい現実を形成しました。空間の構成は彫刻に由来しましたが、しかしそれはまた、人生や現実そのものという他の領域も構成することになりました。

P.S. コブロは、抽象概念は彫刻だけでなく空間自体の体験をも作り変えることができると信じていました。同様の先見の明あるアプローチがヒルマ・アフ・クリントの『祭壇画、グループX、No.1』にも見られます。現在、美術館のような品質の同作の複製画を販売中です。

P.P.S. こちらの女性彫刻家たちを知っていますか? クイズを試してみましょう!