ラッヘル・ライスは、オランダ共和国の静物画家。花の絵を専門として独自の画風を確立した彼女は、存命中に国際的な名声を博しました。60年以上の長きにわたる実り多いキャリアのおかげで、オランダ黄金時代の女性画家の中で、最も多くの記録が残されている人物です。
描かれているのは、10種類以上の花々とたくさんの昆虫。開花時期が異なるため、実際にこのように花を活けるのは難しいでしょう。ライスはそのことをよくわかっていました。戸外に咲く花や摘んできた花を徹底的に研究して、この色鮮やかな花々を驚くほど精緻に描き出したのです。彼女は生前、ヨーロッパで最も名高い花の静物画家の一人でした。
今週は、アムステルダム国立美術館所蔵の花の静物画特集の3週目です!アプリとSNSで同館のコレクションを紹介中ですよ。
P.S. ラッヘル・ライスの静物画の傑作5点をご覧ください。
P.P.S. 芸術家たちは、私たちが自然を違った視点で見られるように、数えきれないほどの手法を見出してきました。ご自宅を花で飾ってみたい方には、ジョージア・オキーフの『黒のある朝顔』の高精細複製画がお薦めです。