幼い両生類たち by Joaquín Sorolla - 1903年 - 96 cm x 1.3 m 幼い両生類たち by Joaquín Sorolla - 1903年 - 96 cm x 1.3 m

幼い両生類たち

油彩、キャンバス • 96 cm x 1.3 m
  • Joaquín Sorolla - February 27, 1863 - August 10, 1923 Joaquín Sorolla 1903年

昨日もソローリャの絵画を特集しましたが……まだ飽き足りません。太陽と光に溢れたソローリャの作品が、私にとってはポーランドの冬を乗り越えるのに役立つんです :)

- Zuzanna

本日の絵画の《幼い両生類たち》という題名は、海辺で遊ぶ子どもたちというこの喜ばしい場面と同じぐらい、笑顔を誘うものです。スペインの画家ホアキン・ソローリャ・イ・バスティダは、自身が生まれた地中海沿岸部の町、バレンシアの海辺の風景を数多く描きました。ソローリャの絵画には、水の上の光の表現や、愛らしくもすぐに過ぎ去ってしまう瞬間をとらえた粗い筆致といったところに、印象主義の要素が見てとれます。子どもの濡れた肌に反射する日光と海岸に優しく打ち寄せる波が巧みに表現されています。

海辺の情景を描いた絵画に加えて、ソローリャは「スペインの県」と題した14枚の巨大な壁画を遺しており、イベリア半島の各地方の風景と文化をありありと描いています。ソローリャは熟練した肖像画家でもありました――有名なモデルの中には、アメリカ合衆国27代大統領ウィリアム・ハワード・タフトを1909年に描いたものがあります。

- Martina Keogan

P.S. ソローリャは人生の中でほとんどの夏を、家族と一緒にフランスのビアリッツの海岸でリラックスして過ごしました。ソローリャはまさに瞬間をとらえる達人です、その証拠がこちら :)