少女とキャベツ by Firmin Baes - 1903年頃 - 85 x 70.5 cm 少女とキャベツ by Firmin Baes - 1903年頃 - 85 x 70.5 cm

少女とキャベツ

パステル、油彩、水彩 • 85 x 70.5 cm
  • Firmin Baes - born 18 April 1874 - December 4, 1943 Firmin Baes 1903年頃
このとても不思議な肖像画の作者はフィルマン・ベイスで、彼はベルギーの画家、パステル画家、製図工、印刷デザイナーでした。彼の作品の主題は、静物、風俗、肖像、ヌード、風景、インテリアに及びました。特にパステルに熟達しており、大体1900年以降はその媒材ばかり使っていました。フィルマン・ベイスは、彼の父親の労働者とともに、パステルの技術をカンヴァスで発展させ、それは彼の名声の大部分に寄与しました。親指や小指の先での粉の使用は、新しい技術により、ビロードのような繊細さだけでなく、控えめな表情や力強い表情の色調を表現することができました。その技術は、いっそう印象主義的となったこの美術発展をきわめて本質的に補完しています。
 
私は、それほどこの絵について語るべきことを知りません――私にとって、この絵は実にミステリアスです。この作品がつくられた時、ベルギーやオランダでは子どもへ、赤ん坊はキャベツから生まれると話すことは習慣でしたが、しかしなぜ、少女がキャベツを持っているのでしょう?単なるジョークでしょうか?私は個人的には、キャベツを持った肖像画を描いてもらいたいです。例えば、本を持っていたり、美しい服を着ている肖像画よりもずっとおもしろいですよね。それとも、少女は野菜が大好きだったとか?時代を先取っていますね。近頃のベジタリアンの有名人は皆きっと、こんな肖像画を描いてもらいたいのではないでしょうか。 :)
 
P.S. あなたが思うよりずっと多くの野菜が、絵画の中にあります!アートのアスパラガスの驚くべきセレクションをチェックしてください。そしてこちらは永遠の苺の絵画です、晩秋に盛夏を思い出してみてください!<3
 
皆さん、素敵な週末をお過ごしください。2021年の壁用と机用の、名画でいっぱいの芸術的なカレンダーをshop.dailyartmagazine.comでチェックするのもお忘れなく!:)