ウォルターのおもちゃ

これは非常に私的な作品ゆえ、長い間（1959年まで）マッケの遺族が所有していたのは驚くに値しません。画家は、鉢植えと一緒に２歳の息子ウォルターのおもちゃを描き込んでいます。ふわふわした玩具、ボール、ロシアのマトリョーシカ人形。左上方から射す明るい光、印象的な上からの視線、色本来の特徴を活かした大胆な色遣いによって、子どもにも親しみやすい明快さが際立っています。赤と緑のコントラストは画面を生き生きとさせ、黒い輪郭線とふわふわのおもちゃの白い部分が、構図の表現力を更に豊かなものにしています。

今日の作品はシュテーデル美術館の協力で紹介しました。

今日は、デイリーアートマガジン・チームのコア・メンバー、マルタの誕生日です！モルモット好きの彼女（２匹飼ってます）のために、この素敵な絵を紹介しました。

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