ここ数年、私たちはパウル・クレーの大ファンです。今日はシュテーデル美術館のご協力で、同館のコレクションから彼の絵を紹介できることになりました。 お楽しみください! :)
「王家の谷の岩山からの眺めのような風景を描きました。」1932年、クレーはこの絵を描き終えたあと、妻に宛てた手紙にそう書きました。彼がエジプトを訪れてから3年が経っていましたが、その旅はなおも彼に感動を与え続けていました。古代エジプトの生命線であるナイル川が、前景に波打つ形に流れます。建物は幾何学的な形で描写され、その背後にはナイルの川岸に沿って多色の横縞が幻想の野原をつくり出します。エジプトの豊かで肥沃な大地は、地平線へ向かってどこまでも広がっていきます。
パウル・クレー作品の複製画をご提供したいのですが、残念なことにちょうど今、在庫を切らしています。ですが、その他の高品質な複製画はこちらのDailyArtプリントショップでご確認いただけます。 :) 抽象画もありますよ!
P.S. パウル・クレーは秋の心を描く天才でした。彼の秋の絵をこちらからご覧ください!