雪狗子図襖 by Nagasawa Rosetsu - 1792〜99年 - 168.7 × 183 cm 雪狗子図襖 by Nagasawa Rosetsu - 1792〜99年 - 168.7 × 183 cm

雪狗子図襖

2面に組み合わされた4面の襖、紙本著色 • 168.7 × 183 cm
  • Nagasawa Rosetsu - 1754 - July 10, 1799 Nagasawa Rosetsu 1792〜99年

犬好きの方はいますか? 今すぐ画像をタップして、かわいい子犬を拡大して見てくださいね!

この18世紀の絵は、もとは4枚の襖としてつくられたものですが、現在では2枚がつなぎ合わされて一組になっています。長沢芦雪は、初期の師である円山応挙のスタイルを踏襲しながら、とりわけ動物、鳥、魚の写実的な描写で、開放的で想像力に富む画家として評判を得ました。⁣⁣

今日ご覧いただいている作品に描かれているのは雪の中で戯れる子犬です。子犬たちの溢れ出す喜びの感情が、生き生きした筆致で描かれた丸まった尾や自然な毛並みで表現されています。この反対側の襖には、7匹の子犬と竹(「竹林の七賢」という古代中国のテーマの引喩です)が描かれており、それは現在ブルックリン美術館に所蔵されています。本作では、4匹の犬がひとかたまりになっていて、2匹はじゃれあい、その2匹へ向かってもう2匹の犬が走ってきています。大きな白い子犬と黒い子犬は大きな笑みを浮かべています。

P.S. 有名絵画の最もかわいい子犬たちを見たことがありますか? 最高です.... 

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