ライオン・パッサント by Unknown Artist - BC 604 - 562 - 230 x 107 cm ライオン・パッサント by Unknown Artist - BC 604 - 562 - 230 x 107 cm

ライオン・パッサント

化粧レンガ • 230 x 107 cm
  • Unknown Artist Unknown Artist BC 604 - 562

バビロンにあるイシュタル門は、ネブカドネザル2世の治世に建てられた建造物の中でも特に見事な記念碑的遺跡。高さ12メートル、化粧レンガで装飾された門は、街の中心部にある神殿へとつながる長い行進用道路の起点に位置しています。この門は3期に分けて建造され、門に通じるおよそ250メートルの壮麗な進入路は最終工期に造られたものです。進入路を両側で守るのは、厚い壁と、壁の高さよりやや高く、一定の間隔を置いて並び立つ塔。門と塔は、化粧レンガでできたフリーズで飾られています。イシュタル門の装飾がドラゴンや雄牛、バビロンの神マルドゥクあるいは天候の神アダドのシンボルをモチーフとしている一方、進入路に並ぶ塔を飾るのは、ライオンと女神イシュタルのシンボル。1898年から1917年にかけて、イシュタル門を中心とする建造物を発掘したのは、ローベルト・ヨハン・コルデヴァイ率いるドイツ・オリエント協会。その一部は、ベルリンにあるペルガモン博物館で見ることができます。当時のレンガを使って再建された動物のレリーフは、ベルリン美術館の近東課にも収蔵されていましたが、1930年に美術史美術館が購入しています。今日は、その美術史美術館の協力で紹介しました。

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