Josefa de Óbidos
今日は、西洋キリスト教諸国では聖ニコラウスの日。後のサンタクロースの起源となった３世紀の聖人を祝う日です。多くの国では子供たち（大人も！）が小さなギフトやお菓子をもらいます。
ジョゼファ・デ・オビドスが描いたようなお菓子です！
デ・オビドスはスペイン生まれのポルトガルの画家。４歳から住んでいた、父親の母国ポルトガルで全作品を制作しました。ジョゼファ・デ・オビドスに帰属するとされる作品はおよそ150点にのぼり、ポルトガル・バロック期の最も多作な画家の一人でした。この作品では、色とりどりのスイーツや花、花飾りのついたスティックなどと共に、箱、水差し、陶器の瓶、皿洗い用の器、トレイ、小さなカップといった品々が描かれています。背景には贅沢な織物。デ・オビドスの工房の作らしく細部まで描き込まれた装飾性豊かな作品は、注文主を大いに楽しませたことでしょう。
P.S. 誰もが知っているサンタクロースを生み出した画家についてはこちらをご覧ください。
P.P.S. 複製画、靴下、ポストカード、2023年カレンダー（今年に続いて名作ぞろい！）、ノートブックなど、デイリーアート・ショップでアートな品々をチェックしてみてください。今日ご注文いただければ、クリスマス前にお届けします。