モンセニーからの山々の眺め、穏やかな朝 by Marià Pidelaserra - 1903年 - 70.5 x 85.5 cm モンセニーからの山々の眺め、穏やかな朝 by Marià Pidelaserra - 1903年 - 70.5 x 85.5 cm

モンセニーからの山々の眺め、穏やかな朝

油彩/カンヴァス • 70.5 x 85.5 cm
  • Marià Pidelaserra - 1877 - October 7, 1946 Marià Pidelaserra 1903年

マリア・ピデラセッラは、もっと評価されて然るべきカタルーニャの画家です。パリに滞在し、主題や技法について、印象派から多くを学びました。1902年にバルセロナで、フランスで描いた風景画を何点か展示しましたが、批評家や大衆の評価は芳しくありませんでした。スペインに帰国後、ピデラセッラは一連の風景画を制作しましたが、バルセロナの北に位置する沿岸丘陵地帯の西に連なるモンセニー山塊で描いた今日の作品はその一つ。それは、ほとんど点描画のような筆致と、薄い色の曲線的な空の描写を組み合わせた、画家独自のスタイルで描かれています。これらの作品が評価されなかったために、ピデラセッラは長い間、絵を描くことから距離を置くようになったのです。残念なことです。

P.S. ピデラセッラの揺らぐような色彩は、ジョルジュ・スーラをはじめとする点描主義の画家の絵のようです。点描主義の風景画の傑作の数々をこちらでご覧ください!

P.P.S. デイリーアートの2024年版カレンダーの25%オフ先行販売をお見逃しなく!印象派やポスト印象派の代表的な傑作など、素晴らしい作品が満載です。詳しくはこちら