感謝祭

アメリカをはじめとする一部の国では今日は特別な日。そう、サンクスギビング（感謝祭）です！

アメリカにおける感謝祭の伝統は、1619年のバージニア州に遡ります。1619年12月4日、38人のイギリス人入植者がバージニア州バークレイ・ハンドレッドに到着。ロンドン商会の憲章により、その日を感謝祭の日と定めました。 

しかし、多くの人々は感謝祭と言えば、1620年代から30年代にかけてのピルグリム（巡礼始祖）や清教徒を思い起こすでしょう。ニューイングランドに到着した彼らは、豊かな実りに感謝を捧げます。1621年、ピルグリムは、厳しい冬の間、救いの手を差し伸べてくれたワンパノアグ族と共に祝祭を挙げました。プリマスでのこの催事と、その後何年か続いた同様の祝祭が「最初の感謝祭」と呼ばれるようになったのです。興味深いことにピルグリムの着想源は、以前滞在していたオランダのライデンで1574年に行われた感謝の祭でした。 

この祝日は、家族や友人をはじめとするすべての人たちに感謝を伝える素晴らしい伝統だと思います。ありがとうを忘れずに！

今日紹介するのは、ハーパーズ・バザー誌の1894年の表紙（アールヌーボー風の年代物）。果物鉢を持った女性と果物の樹、とうもろこしが描かれたイラストです。最後に面白い史実を一つ。アメリカで感謝祭が国民の祝日になったのは、1864年になってからでした！

ハッピー・サンクスギビング！

P.S. 心温まる感謝祭の絵画８点をご覧ください！