静物 by Fernand Léger - 1927年 - 92.7 x 65.7 cm 静物 by Fernand Léger - 1927年 - 92.7 x 65.7 cm

静物

油彩、カンヴァス • 92.7 x 65.7 cm

  • Fernand Léger - February 4, 1881 - August 17, 1955 Fernand Léger

    1927年

鋭い輪郭や、色彩や模様の平面のある『静物』には、フェルナン・レジェの円熟期における、力強いモダンな静物画の視覚的エネルギーが表されています。1927年に描かれた本作が映し出すのは、彼と純粋主義との持続的な関わり。純粋主義とは、ル・コルビュジエやアメデエ・オザンファンが前進させた美学で、近代の物質的世界に根ざした永続的な美の追従において、明快さ、論理、理性的な秩序を何よりも大切にしました。これらの原理(とりわけ、秩序こそ美的創造の基礎であるという信条)に惹かれたレジェはその運動と密接に連携するようになり、定期刊行物「レスプリ・ヌーヴォー」に寄与し、1924年にはオザンファンと共にアカデミー・モデルヌを創設しました。純粋主義の概念がレジェの創作へ大いに影響する一方、1920年代中期の静物画では特に力強い表現がなされるようになります。それらの注意深く作り上げた構図を通して、彼は空間とスケールとの、有機的および機械的な形状との関係を探っていたのです。

レジェはこれらの作品で、日用品を慎重に併置して視覚的な緊張を生み出しながら、平穏な構築的バランスへ到達しました。当時の工業化された都市世界から取り込まれたそれらの形は、画面という多義的空間で簡素化され、孤立し、記念碑のように堂々と描かれています。『静物』では、認知できる要素のグループ——模型の魚、角度計と定規、古典的な髪型の女性の石膏像——を複数部分からなる複雑な構図へ組み上げています。同年のその他2作にも似たような品物が登場し、どちらにも魚や角度計がありますが、位置は反対です。本作では、赤白のチェック柄の魚はアール・デコの特徴を持ち合わせる一方、中央に配置された定規は、正確な計測というテーマを差し出します。

カンヴァスの中央で鈍角に開いた角度計は、山形紋か矢印のような形で、鑑賞者の視線を画面上で誘導します。その小気味よい幾何学的でリズミカルな梯子状の印とはっきりとした対比をなすのは、右側の柔らかな胸像——光と影のわずかな濃淡で描かれた唯一の対象物です。古代の彫刻と、見るからに近代的な魚のルアーの間にある矢印の形は、伝統的なデザインと近代のデザインとの概念上のつながりを示唆し、何かを形成する原理はまた別のもの作り出すのだと喩えているのかもしれません。

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P.P.S. 角度計や定規——この絵のまさに中央にあるのは数学の道具です! こういった物が描かれているのを珍しく思いますか? 驚くなかれ、美術と数学は密接に繋がっています