サ・コマ、マヨルカ島 by Santiago Rusiñol - 1919年 - 66 x 85 cm サ・コマ、マヨルカ島 by Santiago Rusiñol - 1919年 - 66 x 85 cm

サ・コマ、マヨルカ島

油彩、カンヴァス • 66 x 85 cm

  • Santiago Rusiñol - February 25, 1861 - June 13, 1931 Santiago Rusiñol

    1919年

1919年に描かれたこの光り輝く風景は、マヨルカ島東海岸、ヴァルデモーサのサ・コマの緑生い茂る庭園。カタルーニャの画家サンティアゴ・ルシニョールがこの島を初めて訪れたのは1899年、病気療養のための旅でした。その経験はいつまでも彼の印象に残り続けました。マヨルカ島はすぐに、画家が何度も訪れる旅先となり、彼は島の庭園や田舎を散策し、豊かで味わい深い色彩でその雰囲気をとらえました。彼はのちにその島を“静寂の島”と呼びましたが、それは島について書いた1922年の本のタイトルでもあります。

ルシニョールはカタルーニャ近代主義の中心人物で、画家たちが集う場所「四匹の猫(アルス・クアトラ・ガッツ)」を創設した一人。色々な場所を旅し、パリでも過ごしましたが、マヨルカ島は彼の大きなインスピレーションの源の一つであり続けました。彼の島の絵ーー特に庭園や静かな風景ーーはキャリアの中でも最も穏やかな作品に挙げられます。

ルシニョールはやがて人々が暮らす場面ではなく、自然そのものの静かな詩趣に焦点を当てるようになりました。彼がスペイン中で描いた庭園や風景も、最も彼らしい主題となりました。彼とマヨルカ島との深い繋がりを認めたパルマの街は、1935年、彼に敬意を評した記念碑を建て、近代美術における島の詩的なイメージ形成へ寄与したその画家を賞賛しました。

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P.P.S. サンティアゴ・ルシニョールの美しい庭園世界へ入ってみましょう!