奇妙な庭

我々の目の前にあるのは、ポーランド絵画史上最も美しく繊細で、かつミステリアスな作品の一つです。この絵が描かれたのは、メホフェルの人生の中でも非常に重大な時期――芸術家としての成功をすでに手に入れ、幸せな結婚を遂げたときのことです。作品全体を通して、メホフェルは妻であるヤドヴィガ・ヤナコフスカの魅力を映し出そうと必死になっていました。その妻とはパリで出会って5年後に結婚し、奇想を凝らした服装を身にまとった妻の、洗練された肖像画を描いたのです。メホフェルが《奇妙な庭》を生み出したのは、シェドレツ村に家族での休暇を過ごしに出かけたときのこと。彼はこの絵の中で、まさしく家族の幸せの頂点を捉えています。金髪の裸の少年が立葵の花を持って、色鮮やかな果樹園で戯れています。少し陰に引っ込んだところで、サファイア色のガウンを身に纏った少年の美しい母親は、微笑みを浮かべつつ、すぐそばで眺めていて、それと同時に巨大なサファイア色のトンボは、二人の上空を飛んでおり、金色の格子模様の羽は二人を守り抱きかかえるかのように広げられています。

メホフェルが妻に宛てた手紙の一部分が、この象徴的な巨大な昆虫を解釈するヒントとなります。「さあ、君は私にとって、サファイア色と同義であるようなものだ、そして君を抱き寄せると、こんなに遠く離れたところからでも、私はその色に浸ることになる。」家族を上から見守り続けるこのトンボのことを、メホフェルは太陽の象徴だと述べましたが、この抜粋からすれば、もしかすると本当はメホフェル自身を表しているのかも？

果樹園の奥につながる小道は、終わりの見えない花綱で縁取られており、それを伝統的な民族衣装の乳母が、天蓋のようなりんごの樹へと掛けています。太陽の光は庭全体を包み込み、青々と生い茂る前景の草木をも照らしていますが、その前景は細密画のような正確さで描かれています。この絵を描く数年前、メホフェルは日記にこう記しました。「自分が描くべきものを分かっているとは思えない、アイデアは一般的なものだ。それは生、歓喜、愉悦、喜び、光、太陽の輝き、そして温もりなのだ。」ここに挙がっている概念について、これ以上の解釈を考えるのは難しいでしょう。

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