能筆された預言者ムハンマドの言行録(ハディース) by Unknown Artist - 18世紀 能筆された預言者ムハンマドの言行録(ハディース) by Unknown Artist - 18世紀

能筆された預言者ムハンマドの言行録(ハディース)

インク、着色、金粉 •
  • Unknown Artist Unknown Artist 18世紀

今日は2019年1月27日までシンシナティ美術館で開催中、『イスラムの美しい能書のコレクション』からです。イスラムの芸術品をご紹介するのは稀なことなので今回の提供でお楽しみいただけると幸いです!^^

預言者ムハンマドの言行録は道徳や慣行について述べられており、現在も日常生活の手本として重要な書物である。この能書は四冊のハディースから成り立っており、それぞれに『私達は人間である』という趣旨がスルス書体で上部に大きく綴られている。スルス(トルコ語で sülüs )は太めの書体でクルアーンといった書物に見出しとして用いられる。四冊のハディースはこう解釈出来る:

  • 「誤りを犯しつつ嘘を避ける者には楽園の外方に家が建てられる。正論をかざしつつ闘争を避ける者には楽園の中心に家が建てられる。人がなっている者には楽園の頂上に家が建てられるであろう。」
  • 「静かにしているならば救われる。」
  • 「同胞を侮辱した者は己をも侮辱した後、滅する。」
  • 「罪を犯さず祖国を守った者こそ崇高である。」

また明日!(あ、私です、ハディースではありませんよ。)

Zuzanna