このロシア芸術の美しい代表例となるこの作品は、国立ロシア美術館にて開催中の「イリヤ・レーピン 生誕175周年に寄せて」展にて、2020年3月まで見ることができます。もしペテルスブルグにいらっしゃるなら、お見逃しなく!
レーピンの名画の中でも最もダイナミックな構図を用いた作品の一つがこちら――卓越したピアニスト、作曲家、サンクトペテルブルク音楽院の創設者であり院長、欧米でコンサートを行った、アントン・ルビンシテインの肖像画です。
「面白い頭をしている、ライオンみたいだ」レーピンはルビンシテインについて、共にルビンシテインの指揮する音楽を聴きに何度もコンサートに足を運んだ、有名な音楽・美術評論家のウラディーミル・スターソフへの手紙で、こう書いています。アントン・ルビンシテイン (1829–1894) は、ロシアを代表するピアニストであり作曲家でした。ルビンシテインはサンクトペテルブルク音楽院を創設し、ヨーロッパやアメリカでしばしば演奏を行いました。ルビンシテインの音楽をお聴きになりたい方はこちら :)
また明日!
P.S. 今年は雪が少なくて寂しくありませんか?ロシアの美しい雪景色に埋もれたい方はこちら <3