今日は私自身も知らなかった女流画家の作品を紹介します。英語はおろか、ポルトガル語でネット検索しても、画家とこの作品のことはほとんどわかりませんでした。
わかったのは、彼女がブラジルの画家だということ。パリで絵を学び、サンパウロで開催されたブラジル美術展覧会の第1回(1911年)と第2回(1912年)に出品しています。第一次世界大戦の勃発に伴って帰国した画家は、リオデジャネイロで作品を発表し、本作で成功をつかみました。この絵のタイトルは、傷心の悲しみの中でも誇りを失わない女性がモデルであることを示唆しています。
素晴らしい作品ですね。
P.S. 何かつらいことがありましたか? 芸術は傷ついた心を癒してくれます。気持ちを穏やかにして、安らぎを与えてくれる絵をこちらからご覧ください。
P.P.S. 女流画家についてもっと知りたい方は、デイリーアートの女流画家ノートブックをチェックしてみてください。