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もしDailyArtをフォローしてくださっているなら、私たちがほとんど現代アートを扱わないということはご存知でしょう。好きじゃないからじゃないんです――著作権の問題があるからなんです。ですから現代の作品を特集できるとなると、本当に嬉しい限りです。本日は、INGポーランド芸術財団のコレクションから、ポーランドの芸術家ヤネク・シモンの作品をお届けいたします。カトヴィツェのシレジア美術館にて、財団主催の「自然の心とその他の童話 (The Spirit of Nature and Other Fairy Tales)」展が3月3日まで開催中です。

ヤネク・シモンの色彩に満ちたレリーフは、ポーランドのポドラシェ地方、アフガニスタン、コーカサス地方、そして西アフリカの、装飾的な絨毯や織物からの影響を受けています。この作品は、ヤネク・シモン自ら組み上げた3Dプリンターで印刷した部品を使って作られています。それぞれの部品によって、シモンの初期の作品と、かつて交際していた女性たちを象徴するモチーフが織り交ぜられた模様が作り上げられています。芸術という言葉を借りて、シモンは旅と、芸術と感情の人生の物語を語っています。ところどころランダムな配列がなされているにもかかわらず、部品が生み出したそれぞれの構成要素は調和した全体像を形作っており、調和と秩序が内在する要素を作り変えることではなく再編成することを要する「理想的な無秩序」が存在するという、シモンの信念と結びついています。

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