ミネハハ by Edmonia Lewis - 1868年 - 29.5 × 18.4 × 12.4 cm ミネハハ by Edmonia Lewis - 1868年 - 29.5 × 18.4 × 12.4 cm

ミネハハ

大理石 • 29.5 × 18.4 × 12.4 cm
  • Edmonia Lewis - c. July 4, 1844 - September 17, 1907 Edmonia Lewis 1868年

エドモニア・ルイスは、アフリカ系アメリカ人とネイティブ・アメリカン(アニシナベ/オジブワ族)の血を受け継ぐ、優れた彫刻家。19世紀米国の多くの芸術家にならって、ローマに創作の場を見出しました。その芸術的主題の選択には、生い立ちと女性であることが深く影響しています。1866年から1872年にかけては、ヘンリー・ワズワース・ロングフェローの有名な叙事詩『ハイアワサの歌』(1855年)に登場するハイアワサとミネハハをモデルにした、一連の見事な大理石彫刻作品を制作しました。それは、飾り棚に置けるサイズの、魅力的な胸像のシリーズで、かつて敵対していた部族(アニシナベ族とダコタ族)出身の二人の悲劇的なロマンスを題材にしています。古代ギリシア・ローマの彫刻様式と、ネイティブ・アメリカンの衣装や装飾品を見事に融合させた傑作です。

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P.S. エドモニア・ルイスの素晴らしい彫刻作品と謎に満ちた生涯についてはこちら。女性彫刻家については、下記のコラムもご覧ください。