日本の伝説と物語の世界にようこそ。
歌川国芳は、『東海道五十三対』の43番目の宿場「桑名」で、勇敢な船頭、桑名屋徳蔵が海の化け物、海坊主に遭遇する場面を描いています。海坊主は海底と海面を行き来して暮らし、自分の名前を耳にすると舟を転覆させると信じられていました。「海」と「坊主」を組み合わせたその名は、大きくて丸い頭が、剃髪した僧の坊主頭に似ていることに由来しているようです。日本の迷信では大晦日に出港することは不吉とされますが、徳蔵はそれでも舟を出しました。激しい嵐の中、徳蔵の目前に現れた巨大な化け物。 化け物はゾッとするような声でこう命じます。「おまえの一番怖いものを言え!」徳蔵はためらうことなく、叫びました。「俺の仕事こそ一番怖いものだ!」
その答えに満足したのか、海坊主は嵐と共に消え去ったのです。
穏やかな日曜日をお過ごしください!
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