ちょっと休憩しましょう。この素描の中央にあるのはベツレヘムの星(「オオアマナ」)の房。曲がった葉は、ダ・ヴィンチが描いた跪くレダの習作や、失われたその絵の多くの模写絵にも登場し、そこでは白鳥を支える切り立った岩の印象を和らげています。およそ同時期の制作である『聖アンナと聖母子と幼児聖ヨハネ』の素描の幼い洗礼者ヨハネの脚付近に、同様の表現があります。
ベツレヘムの星の横にはヤブイチゲ(「アネモネ・ネモローサ」)が、一方で、下にはトウダイグサ(「ユーフォルビア」)が見え、種子房のディティールまで注意深く観察されています。ベツレヘムの星の形はわずかに整えられているものの、ヤブイチゲの間でゆるやかに散らばる葉先から、レオナルド・ダ・ヴィンチがこれらの植物を実際の自然から直にスケッチしたことが示唆されます。
P.S. アートと同じくらい観葉植物はお好きですか? こちらは植物の絵です!