プラサ・デ・ラ・メルセド、ロンダ by Frederick Childe Hassam - 1910年 - 64.6 x 52 cm プラサ・デ・ラ・メルセド、ロンダ by Frederick Childe Hassam - 1910年 - 64.6 x 52 cm

プラサ・デ・ラ・メルセド、ロンダ

油彩/板 • 64.6 x 52 cm

  • Frederick Childe Hassam - October 17, 1859 - August 27, 1935 Frederick Childe Hassam

    1910年

スペイン滞在中には油彩画を描くことがなかったアメリカの印象派の画家、フレデリック・チャイルド・ハッサムは、51歳の時にその状況を打開しようと決意し、1910年の秋に妻と共にマドリッド、トレド、コルドバ、セビリア、ロンダを巡って、ジブラルタルから船で帰国しました。その旅の成果の油彩画は、翌年にニューヨークのモントロス・ギャラリーで、同じ旅行中に描いたパステル画や水彩画と共に展示されましたが、批評家の評価は二分されました。これまでアメリカで開かれた展覧会の中で最も重要だとする評価があった一方で、出来栄えにむらがあるという批判も。しかし、マスコミから『スペイン・セット』と名づけられた6点のスペインの油彩画だけは、完璧な「土地の肖像」と称賛されて誰もが高く評価したのです。この光景は、おそらくロンダのホテルのハッサムが泊まった部屋の窓から描かれたものでしょう。その宿は、樹々が立ち並ぶ広場の向こうのラ・メルセド教会を正面に臨む、イギリス人が経営する質素な宿でした。ハッサムは、キャリアを通じて、ボストンであれ、パリであれ、そして18世紀から続くここ、アンダルシアの白壁の街角であれ、高いところから見下ろす構図を好みました。

このシリーズの作風は、「抑制」というより明らかに「欠如」だと解釈されました。批評家達はハッサムが当時のスペインの巨匠ソローリャの劇的な光のきらめきや、燃えるように鮮やかな色彩を避けていると繰り返し指摘しました。ある批評家は、ハッサムは「セニョール・バスティダ(訳注:ホアキン・ソローリャ・イ・バスティダのこと)」を称賛しているが、「そういうタイプの印象派の画家ではない」と冗談交じりに述べています。ソローリャはその見解には同意したようですが、ハッサムの展覧会に足を運び、その作品の前を通り過ぎる際に「トレビアン」という短い賞賛の言葉を発したと伝えられています。

P.S. チャイルド・ハッサムの作品10点を見てみましょう!

P.P.S. カレンダーの先行販売をお見逃しなく!限定部数を25%オフでご提供します!