来年に向けてカレンダーをお探しでしたら DailyArt のカレンダーはいかがでしょう!こちらからどうぞ!^^
フェリックス・ヴァロットンは私の大好きな画家のひとりです。どことなく奇妙な雰囲気、色遣い、当時の芸術家とは一風変わった感じに惹かれます。彼の作品は母国のスイスでこそ賞嘆され、美術館やプライベート・コレクションで大切にされていますが他ではあまり認識されていません。
1897年から1899年の間に制作されたシリーズでは禁断の愛や破局を覗き見ているような、どこかエドワード・ホッパーを彷彿とさせるどきっとする場面が描かれています。その劇的な要素はヴァロットンの舞台への興味に影響され、彼もまたアルフレッド・ヒッチコックの作品やウェス・アンダーソンの独特な色彩に影響をもたらしたのかもしれません。
ちなみに彼が生まれたのが1865年、今日です^^
P.S. ヴァロットンの別の作品、『嘘』についてはこちらから。