自画像 by Käthe Kollwitz - 1934年 - 20.8 x 18.7 cm 自画像 by Käthe Kollwitz - 1934年 - 20.8 x 18.7 cm

自画像

リトグラフ • 20.8 x 18.7 cm
  • Käthe Kollwitz - 8 July 1867 - 22 April 1945 Käthe Kollwitz 1934年

ケーテ・コルヴィッツは絵画、版画(エッチング、リトグラフ、木版を含む)、彫刻を制作したドイツの芸術家。『職工』や『農民戦争』といったもっとも有名なシリーズは、貧困、飢餓、戦争が労働者階級へ与えた影響を描いています。ドレスデン国立美術館のご協力で、彼女の有名な版画とともに女性史月間の特集を引き続きお送りします。 

これは版画で表現された画家の最後の自画像のうちの一枚。狭い枠組みいっぱいに、正面から描かれた彼女の顔があります。額の指のみが、手で頭を支えるというコルヴィッツに特徴的な仕草の手がかりです。コルビッツの自画像は、彼女の魂を鏡写しにしたイメージです。“目に見える形の独り言”と彼女が呼んだように、彼女の人生のフェーズの内なる洞察となっています。

P.S. コルヴィッツはドイツの偉大な女性画家でした(彼女の作品のためだけの美術館が3館もあるのです)。ケーテ・コルヴィッツについてさらにお読みください。